総評

豊かな学校生活担う

 子どもたちは、友達や教師とこのようにしてかかわ
り合いながら学んでいるのか。こんなに多くの方々に
見守られながら生活しているのか。
 児童生徒の成長は、友達や先生、保護者、地域の方
など、多くの人々に支えられている。当たり前のよう
に見える児童生徒の日常には、案外知られていないこ
とも多い。
 広報紙の作製にあたって、1年間を通して学校生活
を見つめてみると、一つ一つの行事に込められた児童
生徒や教師の思い、関連する業務、PTAや地域の活
動に携わっておられる方々の願いや努力などが見えて
くる。
 このことをより多くの人に知ってもらいたい。「イ
ンタビューして生の声を届けよう」「アンケート結果
を分かりやすく表現しよう」「印象深い紙面になるよ
う写真や記事を配置しよう」―など、製作者のこうし
た苦労や工夫が伝わってきた。
 広報紙には、出来事だけでなく、多くの人々ととも
に過ごした日々が記録されている。写真や添えられた
記事からは人々の様子が見えてくる。取材や調査をし
て書かれた記事からは人々の様子が見えてくる。取材
や調査をして書かれた記事からは人々の声が聞こえて
くる。
 それぞれに物語が存在する。それらを伝える広報紙
は、より豊かな学校生活をつくる役割を担っている。

       岡山大教師教育開発センター教授
                 山ア 光洋